2014年5月12日月曜日

Fender USA Custom Shop 56' Stratcaster Relic Sunburst

Fender USA Custom Shop 56' model Strarcaster Sunburst Relic (2007)

ストラトの魅力と使い勝手の良さに惹かれてかれこれ10年くらい。Fender以外のストラトは使ったことがないけど、今回カスタムショップ製のストラトを手にとってみて、改めてエレキギターとしての完成度の高さを実感。

昔はピックアップを換えたり、弦を色々試してみたりしたけど、カスタムショップくらいまでくると、ピックアップのトーンは問題ないし(というかレベルが高く、とても良い音がする)、弦についても、7、8年くらい前から、ストラトは09−46、ES335は10−48で決まり。あとはギターのツマミでトーンとヴォリュームで調整すれば、ほとんど全ての音に対応出来るし、このストラトみたいに優秀なギターがあれば、まったく不安もない。

話は戻して、カスタムショップの優秀さは先日のテレキャスの書込みでもしたけど、本当に素晴らしいのひと言。

なんていうんだろう、、弾いててストレスを感じることがなく、弾いているのが楽しくなる。そんなギターです。

カスタムショップなんて、、と思っている人は、ぜひお試しいただきたい。「本物」は違います。

で、、私の所有ギターをご存知の方なら、「またサンバースト?」と思うかもしれないですが、どういうわけかサンバーストが1番しっくりくるし、作品として見ていて飽きないんですよねー。

私の家では、ギターはスタンドに立ててオブジェにもなっているのですが(というか、家にいる時間、ほとんどギターをさげてピロピロ弾きながら過ごしているのでケースにしまっておけない)、数あるギターの中でも、ストラトサンバーストはセクシー部門第一位かな。(なんのこっちゃ)

ちなみに、このストラトはレリックなんじゃないの?って思うかもしれませんが、いわゆるヘビーレリックではなく、普通のレリックの中でもほとんどレリック加工が目立たないものです。

下のピックアップまわりのアップの写真でいうと、、ネックのジョイント部分、ピックアップの錆、ヴォリュームツマミの古い感じ、ネックも微妙に古さを再現しているんですが、、分かりますかね?

ギター裏のカバーは自分で外してます。エリックジョンソンの真似ですが、私は彼のように、カバーの有る無しでの音の「差」は正直分からないです。どちらかというとちょっとでも軽くなったら下げるとき肩がこらなくていいなーと思っているくらい。笑

いやー、カスタムショップのストラト万歳!
















Fender USA Custom Shop 1951' Nocaster Blackguard Blonde Relic

2004年 カタログ外モデルのNocaster Blonde w/ Blackguardです。

コレクターの方の放出品で、通常のNocaster Relicとは仕様が若干違い、例えばフレイムネックなど、とても完成度とこだわり度の高いギター。

しかも、ピックガードは注文品で白も用意し、気分によって、黒と白を付け替えられる、1度で2度美味しい。

Nocasterをご存知無い方に補足すると、、(以下、参考文献より抜粋)

Nocasterとは、ヘッドに“Telecaster”の刻印がないモデル。1950年に発売が開始されたテレキャスターは、当時「Broadcaster」という名称で売られていました。しかし、その商標はGretschがドラムに使用していたため、商標権の侵害ということになり、名称変更を余儀なくされます。1951年の後半ごろから、Fenderは名称を「Telecaster」に改変しますが、その空白期間、Fenderは名称のないギターとしてテレキャスターを販売していました。その時期のモデルを、現在では通称Nocasterと呼んでいるというわけですね

「グレッチ君めっ、うるさいなー。名前が決まらないけど、とりあえず作って売っておこう、だってしゃーないやろ」とレオフェンダー君が過ごした1年間のみ、まさに名無しさん期間に作られた、のちにテレキャスターと名乗る前に作られたギターなのですねー。

ネックヘッドの刻印がFenderとだけ書いてあるでしょ?そう、Telecasterって文字が入っていないんです。「グレッチうるさいから、とりあえず、消しておくかー」って感じなんだと思います。

アメリカ人らしい行動ですよねー。笑


さて、Nocasterの特徴といえば、まずは、ぶっ太いネック、そして、ズ太い音でしょうね。レスポールか?って思うくらい太くて丸い音がします。

そしてリアにすれば、テレキャスのキンキンした枯れたトーンが出ます。

テレキャスについて、チューニングがすぐくるうとか、色々言う人がいますが、完成度の高いテレキャスならそんなこと他のギターと同じレベルだし、その辺を扱えるくらい弾ける人なら、そんなのハンデでも何でもなく、こんな優秀なエレキギターは無いと思う。

さてさて、ボディのカラーですが、、

これはBlonde (ブロンド)の中でも、ホワイトブロンド、しかも何月経過によって日焼けしたように、クリームかかっているホワイトです。